闘技場ランキングを目指して
ENSOです。
最近とうとうラダーのモチベを失い、闘技場勢と化してしまいました。
もともと闘技場はラダーの息抜きにやる程度でしたが、今年の2月に初の12勝を達成し、それから徐々にハマって今に至ります。
そして8,9月の闘技場の戦績が30戦156勝と、ついに目標としていた平均5勝に到達できました。
そこで今回の記事では、一度自分の理論を整理し、さらに高みを目指すために必要な事を考えていきたいと思います。
※この記事は8、9月の闘技場についてまとめたものなので、環境によっては通用しないかもしれません。そもそもこの記事の理論が正しい保証もどこにもありません。
ヒーロー選択について
自分は満遍なく選んでいる。
初心者はローグやメイジがお勧めと言われるが、ぶっちゃけどのヒーローでも勝てるときは勝てるし負けるときは負けるので、あまり考えてない。
ピックに関して
・菌術師
ほぼ100%取る。
有利トレードの鬼。5Tにうまく着地すればそのまま試合を決める威力がある。
終盤でも軽いミニオンと併せて出せるので腐りにくい。
・展開と除去を同時にこなすカード
選択肢にあればマナカーブを多少無視してでも採用する。
例)始祖ドレイク、ファイアブルームフェニックス、ピットクロコリスク、側面攻撃、等
また、蘇りが厄介なので雄叫びで1点出せるカードも貴重。
・強いカードの理解
雑に強いカードが割と存在するので、できるだけピックする。
例)ロウソク盗リャー、ボーンレイス、石肌のバジリスク、包帯ゴーレム、アマニの戦熊、ヴァイオレット・ヴルム、等
挙げるときりがないので、詳しくはHSReplay参照。
・2マナの枚数
最低でも6枚は確保する。
今のテンポ環境では2T動かないことがそのまま死に直結する事がある。ローグやメイジなどヒロパで誤魔化せるならまだしも、ウォリやプリでは苦しい戦いを強いられる。
本当は最低9枚くらい欲しいが、デッキ全体のバリューも考えたいので難しいところ。
・デッキコンセプト
ピック終盤(20枚目くらい?)に考える。
スタッツの高い2-3-4マナが多く取れてるなら重いカードを少なく、攻め抜けるカードを選んでアグロ~ミッドレンジに仕上げる。
逆に序盤が不安な場合は長期戦を見据えたバリューデッキを組む。挑発と回復でしのぎ、AOEで攻めに転じれると良い。
この辺はヒーローやカードプールにもよると思うので、もう少し煮詰めたい。
プレイに関して
・テンポを取る事を最優先に考える
マナカーブに沿った動きが基本、後攻ならコインから2T連続2マナを展開したい。
有利トレードを常に意識する。
・雄叫びの空打ちを恐れない
ダークアイアンのドワーフやキノコ酒造師を、序盤ただのバニラとして出す場面もある。日和ってスタッツで劣る3マナミニオンを出してはいけない。
菌術師を1体のバフに使う勇気も必要。
・テックカードを意識する
有名なのはメイジの7T目はフレイムストライクを警戒せよ、というもの。断末魔を置いたり横じゃなく縦に盤面形成して対処する。
ドラゴンモーの爆炎竜とピットクロコリスクは中立で採用率も高いので、ミニオンのヘルスを調整しながらトレードする。
他にも、メイジはメテオがあるから大きいミニオンを端に置き、ハンターは圧し潰す壁があるからその逆、なども。
挙げるときりがないので割愛。
・AOEを過剰に警戒しない
警戒するあまりミニオンを小出しにしてリーサルを逃すのはもったいない。
割り切ってオールインする方が正しい場面も多い。
・トレードからフェイスへの切り替え
相手の手札が多く自分の手札が少ないなら、盤面を無視して顔に行く。デッキがアグロ寄りなら尚更。延々とトレードしていたらいつかリソースが尽きて負けてしまうため。
当然裏目もあるが、前述のAOE同様ある程度の割り切りが必要になってくる。
上級者との違い
ここでは今の自分に足りない部分や、ランキング勢との違いを列挙する。
・ヒーロー選択
上手い人は使用するヒーローを5種類くらいに絞っているらしい。
ラダーも同じデッキを使い続けた方がプレイングが洗練され勝率が上がるように、闘技場でも同様のことが言えるのだろうか。
また、HSReplayによると、環境序盤はヒーローごとの勝率に大きな偏りが存在する(高くて55%、低くて40%くらい)。
当然調整が入り勝率は52-45%程度に落ち着くが、調整が入る前に勝率の高いクラスで勝数を稼ぐ方法もありそう。
・カードプールの理解
2ヶ月ごとに環境が変わるようになってから、自分は闘技場のカードプールが把握できていない。
存在しない秘策やAOEをケアした結果、勝機を逃して負けてしまう試合がいくつかあった。
環境が変わるたびにテックカードを頭に叩き込む必要がある。
・ピックについて
強いカードを理解していないと話にならない。HSReplayにカードごとの勝率が載っているので、上位を覚えると良さそう。
今回環境が終わってから見てみたら、フローズンクラッシャーがだいぶ上位に居て驚いた。(自分は弱いと思って全然ピックしなかった)
また、ピック終盤のデッキコンセプトを考えながらピックする練度も不足しているように思う。
・試行回数の差
ランキング勢の中には30戦にとどまらず、満足いく結果が出るまで回す猛者も多いらしい。回すほど環境の理解が深まり勝率が高くなる点は、ラダーと同じか。
・上手い人の動画や配信を参考にする
たぶんこれが一番早い。
とりあえず以上です。
ランキングを目指す、などと銘打ってしまいましたがボーダーの7勝前後には程遠いので、ひとまず10,11月は平均6勝目指して頑張ります。